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ピアノクラス 2011.07.21
ピアノクラス卒業生の、その後
ピアノクラス卒業生の、現大学3年生。
この学年は長くピアノを続けた生徒さんが多く、発表会のときは何かと頼れる存在。
後輩たちの目標でもありました。
大学生になってみんなピアノクラスを巣立っていきました。
そのうちの一人、Aさん。
東京の某難関大学の文学部に進学。
入学後から複数のバンドのキーボード奏者としてならし、スタジオ通いで渋谷の街をキーボード背負って闊歩。
彼女の得意技「耳コピー」
絶対音感があるので、楽譜がなくても耳にした音楽を演奏することができます。
その「神業」が重宝がられ、また初見(楽譜をぱっと見てすぐに弾ける技)も利くのでその技も重宝がられ、その大学にある複数のバンドからひっぱりだこの人気者です。
関西の某難関大学に進学したBさん。
大学ではスペイン語を専攻。
ヨーロッパ数か国をバックパックを背負って旅してきたツワモノ。
彼女もバンド活動に忙しい。楽器は、なんとエレキギター。
彼女も音感があるので、耳で聞いた音楽を演奏することができます。
Aさんはとてもピアノが上手ですが、
Bさんは、実はあまりピアノが上手にはならなかった。
なかなか上達はしなかったけれども、中高と運動部に所属していたので多忙だったにもかかわらず、ピアノは続けました。
合唱コンクールの伴奏も頑張りました。
Bさんはとても音楽が好きだった、だから、ピアノを続けてきたのだと思います。
二人とも、大学では文学や語学を専攻しながら、音楽にも息長く親しんでいる。
その姿を、うらやましく、嬉しく、誇らしく思います。
ピアノクラス 溝尻雅子