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キッズクラス・ジュニアクラス 2023.06.26
「静物画」に取り組む 安芸教室
こんにちは。こどもクラス講師の浅原です。
今日はこどもクラスの全クラスで取り組んでいる「静物画」の紹介です。
各担当講師ごとにテーマを設定して組んだモチーフを2週から3週で描きます。
使用する絵の具はアクリル絵の具。
アクリル絵の具は塗り重ねることで、深みのある重厚な画面を作れる画材です。
その特長を生かすため、時間をかけてじっくりと取り組みたい。
毎週キッズクラス・ジュニアクラスは3週連続、隔週キッズ・ジュニアクラスは2週連続で制作します。
とはいえ、毎週キッズ、ジュニアクラスは3週ありますので、毎回少しずつやることに変化をつけて完成に導いていかないと子どもたちは飽きてしまいます。
(毎週キッズクラスは1回のレッスンが90分なので計270分=4時間半。毎週ジュニアクラスは1回のレッスンが120分なので計360分=6時間!)
★1週目は下地作り。
白い画用紙にいきなりモチーフを描くのではなく、絵の具で「下地」を作ります。
まずモチーフを見てどれを主役にするのかを決めます。
主役が決まったらそのモチーフへの理解を深めます。
興味を持つことが本気になれる秘訣です。
こちらの安芸教室は楽器モチーフなので、ヴァイオリン、ホルンそれぞれが主役になる曲の動画を見ました。
(昔はCD聴いたのですが今はYout○beという便利なものがあるので本物のオーケストラの演奏を見てもらえます)
曲は、ぱおのピアノ教室の溝尻講師がセレクト。
どんな音がするのか、どこを持ってどのように構えてどこを弾いたり吹いたりして音を出すのか。
これら楽器について知ることで、楽器の形状の意味がわかります。
ただ漠然と描くのと、ここに顎を乗せるからここが凹んでる、と知って描くのでは大きな差が出ます。
絵の主役の楽器のイメージをつかんだら、次は楽器の出す音のイメージで絵の具を塗っていきました。
使う道具は、筆はもちろんのこと、刷毛やローラーやスポンジなどいろいろなものを使いました。
画像を見てもらうとわかりますが、それぞれ全く違った下地ができています。
この下地の上に来週からモチーフを描いていきます。
お楽しみに。浅原