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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

プチクラスキッズクラス・ジュニアクラス中高生クラス・おとなクラス芸大美大受験科 2026.06.06

「平和鳥」

「平和鳥」 懐かしいおもちゃドリンキングバード「平和鳥」のご紹介です。

コップの水をくちばしで飲む仕草を繰り返すガラス製の科学玩具で、

1952年に広島で考え出されたことから「平和鳥」と名付けられました。

鳥の尻にあたる胴体で吸収された熱量が、水で冷やされた頭の方へ流れ、

そのエネルギーの一部が鳥を動かす力に変わるのです。

動力を使わず、自然界の物理的な力だけで動く科学的玩具で、

あのアルベルト・アインシュタインもその仕組みに深く感銘を受けたという逸話が残されています。

1960年代から70年代にかけて流行したもので、街の商店街の店頭は平和鳥だらけでした。

遠い遠い幼い日の思い出。

グラスの水に頭をつける瞬間を見たくて、しかし、

そこまでの時間や頭が下がる時のゆっくりした動作があまりに長く感じられ、

つい、よそ見をした瞬間に見逃してしまった!

というのを繰り返した記憶があります。

アトリエぱおに、この懐かしいおもちゃがあるのをみつけ、

思わず動かしてみましたら、

なんと、水に頭をつけるまでの時間などあっという間でびっくり!

人生の時間の感じ方はどんどん短くなります。

「ジャネーの法則」では、例えば50歳の1年は5歳の時の10分の1で、

その理由は、新しい体験が減るから。

脳は、新しい体験が大量にあると、

いろいろあって長かった!と感じるのだそうです。

逆説的には、新しい体験を増やすと、時間の感じ方が伸びるというわけですね。

毎日、タスクとノルマのルーティン生活を送ってしまうと、

あっという間に人生が終わってしまったなあということにもなりかねません。

気をつけたいものです。

アトリエぱお受験科 宮郷 敦子