Blog
ピアノクラス 2012.06.28
ピアノレッスン日記 №144
ピアノクラスの溝尻です こんにちは。
ただいま、模索中です。
長年ピアノ指導をやっていると、上達が少々ゆっくりな生徒さんに出会うことがあります。
両手の動きがぎこちないというか、脳や体やいろんなところの神経の伝達がうまくいっていないというか。
練習が足りない、それだけではないような気がして。
いろいろと指導法を試していますが、そんな中、昨日「ためしてガッテン」で興味深い事をやっていました!
この番組、友人のピアニストがビデオ出演するから、ちょっとだけかもしれないけど、
と言うので見てみたんです。
そしたらホントに最初のちょっとだけだったんですけど。
ま、それはいいとして。
「リズムで脳を刺激する!」
ゴルフのスイングで、魔法の言葉をかけると飛距離が伸びる
オノマトペ(擬音語・擬態語)を使うと卵焼きがうまくひっくりかえせる
跳び箱がどうしても跳べなかった小学生が、魔法の言葉で動きがスムーズになって跳べるようになる
などなど。
その中で私が注目したのが、跳び箱。
跳び箱がうまく跳べない子は、踏み切り→手をつく→跳ぶ→着地、と、動作を細分化していたのです。そして、踏み切りのときに、動作を「ドン」と認識していた。
それが、「トッ(踏み切り時)」「ヒュッ(手をついて着地までをひとつの動きにまとめる)」で動きがスムーズになって楽々跳べたのです。
これ、ピアノにも応用できないかな。
ピアノがうまく弾けない子は、リズムがぎこちないんです。
この場合のリズムは、音楽的に正確にリズムを刻むという意味ではなく、運動のリズム、からだのリズムという意味での、動作のリズム。
リズムがスムーズになる方法はないか。ただいま模索中です。