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イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

キッズクラス・ジュニアクラス 2026.09.06

鉛筆デッサン ジュニアクラス

ジュニアクラスの9月初めのレッスンは「鉛筆デッサン」

 

年間テーマの「Let’s Expkore」より手仕事探検と称して、

「カッターナイフで鉛筆を削る」ことから始めました。

かつての小学生の筆箱には肥後守(折り畳みナイフ)が入っていて、

鉛筆でもなんでも削ったものですが、昨今はすっかり消えてしまい、

鉛筆は鉛筆削りで削るものになってしまいました。

しかし、実はアートの世界では鉛筆はナイフで削るのが当たり前。

なぜならナイフで削るからこそ、自分が絵を描くのに使いやすい鉛筆にカスタマイズできるからです。

また刃物というのは、実はその刃物を持っている手よりも、

支えたり添えたりしているもう片方の手の方が重要なことががほとんどです。

包丁で考えてもらうとわかりやすいですよね。

もう片方の手の補助なしで切るのは大変難しいです。

また、左右の手指を別な役割で同時に使うためには脳の左脳と右脳の複雑なコンビネーションが必要なので、

かなり高度な脳の機能を使っているのです。

さてレッスンですが、初めにナイフの安全な持ち方や使い方、

そして刃物を扱う際の心構えをしっかりと伝えます。

「危険だから使わせない」のではなく、

危険な道具だからこそ「きちんと正しい使い方を教える」という姿勢です。

さすがはぱおっ子たち、しっかりと理解してみんな刃先に集中して削っていました。

削るスピードには個人差がありますが、経験することが大事です。

どんなに鉛筆がガタガタに削れていたとしても、自分で削った鉛筆の描き味が悪いわけがありません。

道具は何度も繰り返し使うことで、

脳、神経、筋肉などの連携がスムーズになり上手に使うことができるようになります。

ぜひ、何度も何度も使ってマスターして欲しいものです。


デジタル端末やAIなど、どんどん人間が自分の身体を使わなくてもよくなってきています。

便利になることは良いことですが、子どもたちにはできるだけ手指をたくさん使って、

脳に良い刺激をたくさん与えてあげて欲しいものです。

 

浅原裕貴 アトリエぱお子どもクラス主任