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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

プチクラスキッズクラス・ジュニアクラスぱお展 2026.09.27

1,600点の作品と向き合う、平面作品総覧会

今年も「アトリエぱおの仲間たち展」に向けて、こどもクラスの平面作品総覧会を行いました! 今年、こどもクラスから提出された平面作品は、なんと約1,600点。 アトリエぱお己斐本校の一番広い受験科のアトリエと、さらに2部屋。 合計3部屋いっぱいに作品を広げて、丸2日間。 講師みんなで、一つひとつの作品をじっくり、しっかり見ていきました。

 

でも実は、この総覧会。 この2日間だけで完結するものではありません。 作品を床いっぱいに並べる、そのずっと前から、 ぱお展の準備は始まっています。 今年は例年よりさらに早く、 春前から展覧会全体の構成を考え始めました。 こどもクラスだけでも、かなり広い展示スペースがあります。 どのエリアに、どのプログラムを展示するのか。 その作品はどのくらいの大きさなのか。 壁の幅や高さに対して、何点まで展示できるのか。 実際の作品サイズと壁面サイズを細かく照らし合わせながら展示可能数を割り出し、 Illustrator上で展示計画をつくっていきます。 「ここにこの作品が並んだらおもしろそう!」 「このエリアから次の展示へ、こんなふうにつながったらワクワクするかも」 ただ作品をきれいに並べるだけではなく、 会場に入った瞬間からワクワクして、歩きながら次の作品を見たくなる。 そんな展覧会にしたくて、 今年はいつも以上に早い時期から、何度も何度もアイデアを出し合っています。

そして、作品の提出が始まったら、約1,600点すべての作品をチェック。 作品の裏に名前が書いてあるか。 名前がなければ、たくさんの作品の中で誰のものか分からなくなってしまうこともあるので、

とても大切な確認です。 出品票がきちんと記入され、貼られているか。 誰が、どのプログラムの作品を提出しているのか。 その中で、どの作品を特に強く「出品したい」と希望しているのか。 さらに、各プログラムごとの提出者リストをシステムに入力・作成して、 一人ひとりの提出状況も整理していきます。 1点だけ作品を提出している子は、その1点を必ず展示できるように。 特に「この作品を飾ってほしい!」と希望している作品も、

その気持ちをできるだけ見落とさないように。

それぞれに付箋をつけて、総覧会でひと目で分かるように準備します。

さらに、すでに額装されている作品は、

ほかの作品と同じように床に広げて総覧することができません。 そこで、額装済みの作品は一つずつ写真を保存。 誰が、どのプログラムの作品を額装しているのかも確認し、写真を印刷して、

総覧会ではその写真も一緒に並べます。 作品そのものがその場になくても、 全員の作品を同じように見ながら検討できる状態にしておくためです。
そうして、たくさんの事前準備を終えて…… いよいよ、平面作品総覧会。

 

 

今年も本当に、力作がたくさん集まりました。 「こんな表現ができるようになったんだ!」 「この作品、すごくこの子らしいね」 「この色、いいね!」 「あの時こんなふうに描いていたなぁ」 「この制作を通して、この子がとても成長したんです!」 作品を見ていると、 制作していたときの姿や、一人ひとりの成長まで思い出します。

できることなら、全部飾りたい。 でも、展示できる壁面には限りがあります。 だからこそ、一つひとつの作品をしっかり見ながら、 今年のぱお展で展示する作品を検討します。 そしてここでも、 事前につくった展示計画どおりに進むわけではありません。
実際に集まった作品の数。 出品を希望している作品。 1点だけ提出している子の作品。 そして、実際に目の前に並べて初めて分かる、それぞれの作品の魅力。 それらを全部見た上で、 「この作品はぜひ見てもらいたい!」 「このプログラム、今年すごくいい作品が多い!」 「ここは予定より展示数を増やそう」 「こっちのエリアに移した方が絶対いい!」 と、講師みんなで話し合います。
事前にかなり細かく計画していても、 実際の作品を見て、展示計画は何度も練り直します。 並べて、見る。 話し合う。 また考える。 そして、また計画を変える。
そんなことを繰り返しながら、 今年だけの「アトリエぱおの仲間たち展」が少しずつ形になっていきます。


丸2日間、約1,600点と向き合った総覧会。 でも、これもまだ展覧会づくりの途中です。 ここから額装をして、展示の準備をして、 実際の会場でもまた作品を見ながら、一つひとつの展示をつくっていきます。
作品をつくるのは、こどもたち。 その一人ひとりの力作を、 できるだけ素敵に、そしてワクワクする形でみなさんに届けること。 それが、私たち講師の仕事です。
今年は春前から、いつも以上に時間をかけて、 「もっとワクワクするぱお展」を目指して準備しています。 1,600点の作品が、どんな展覧会になっていくのか。
今年の「アトリエぱおの仲間たち展」も、ぜひ楽しみにしていてください!