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やすこ先生の、子育てのヒント 2019.04.06
おめでとうの涙~やすこ先生の子育てブログ~
新学期が始まるといつも聞こえてくるのが
朝、お母さんとの別れを予期して涙が出ちゃう子どもたちの声
歩いて保育園や幼稚園にくる方は
もはや門が見え始めるやいなや、いやだー、かえるーと涙声
あるいは口をきゅっと堅く結んで
お母さんにしがみついてはなれない。
今日はうまく行ってくれるかしら、、と思う親心が
見事に反映しています。迎えにでてきた先生に、無理やり渡して
足早に立ち去った経験みなさんありませんか。
お迎えのバスで泣きわめいてるのを
そのまま抱えられて乗り込まれるのを見送ったことありませんか。
そんな日は帰ってくるまで家事も仕事もなんだか
手につかなくて落ち着きませんね。
でもきっとおかあさんの姿が見え無くなれば大抵は泣き止んで
その子なりに精いっぱい活動していますよ。
泣いて離れないのは集団行動への助走のようなもので
それができるのはいつもおかあさんと安心して生活している場から
先生や友達のいる新世界で何時間か過ごすための大切な儀式のようなものです。
それだけおかあさんのおひざは安心できる平和な場所なのです。
その深い結びつきをその日まで親子で築いてこれたんだなと
お子さんの涙にぬれた顔をみながら喜んでください。
一心同体の乳児の時期から世の中に出ていく素晴らしい門出を
その日は優しくにっこりと送り出してあげてください。
大丈夫、帰る時間には目に見えない皮を見事に脱いで
たくさんの楽しい事、面白い事を経験したかわいいお顔で
ただいま!って帰ってきますよ。
おめでとう、新しい世界にとびこめたんだね。
おかあさんも嬉しいな、おおきくなったね。と思えますように。
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これからこどもたちの素晴らしい成長を
一緒に見守り応援する気持ちで
ブログを書いて行けたらなと思っています。
みなさんの不安な種が一つでも減りますように。
畠山 泰子