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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

やすこ先生の、子育てのヒントプチクラスキッズクラス・ジュニアクラス 2019.07.13

褒めるって うれしいな

夏休みが近づく この時期。

実際に始まったら 子どもたちと

毎日どうやって過ごそうかと

ご飯の支度や計画を立てるのも

重なって悩ましいですね。

せっかくの長いお休みですから

普段はできないお手伝いを計画して、

子どもが自主的にやったと思えて

一緒に成長を喜べる機会にしたいですね。

 

何か新しいことに挑戦させてみる、

あるいは責任を持たせたいと思ったら、

それをこども自身がやらされていると感じないで

喜んでやってみよう

褒められてうれしいな 

という気持ちになれるような声かけが ポイントです。

 

「〇〇ちゃんは〇歳になったから

夏休みにはこのお手伝いをお願いしようと

思うよ。こんなに大きくなったんだもの

きっとうまく出来るよ、たのむね」

 

逆に「もう〇歳なんだから

これくらいのことできるでしょう!」

と言っては強制されてるようで

やる気がでませんよね。

洗濯物を干す、食器を洗う、床を拭く、

お米をとぐ、お風呂を洗う、などなど。

そういうことでも 思い切って頼んでみると

案外上手にできるかもしれませんよ。

 

けれどもやってみると 失敗や

予定とは違う結果になるかもしれません。

その時に 注意や指摘をするのは

一度にひとつだけにして

次はここを気を付けてみて、と一歩一歩

アドバイスをして前進させることです。

何日もかけてやっていくこと。

自分で責任を持って取り組んでいること。

それが大人が認めてあげるべき点です。

 

どうか上手にできなくても

決してきつく叱らないで

まだ、その時期ではなかったな

その子の年齢に合ってなかったな

そう考えて、お母さんのアイデアで

また違うチャンスを作ってあげましょう。

 

「お手伝いありがとう

また明日もやってみてね

毎日少しずつ上手になるよ」

そう言える自分を想像してみてください。

それはあなた自身をも励ましてくれる

すてきな言葉です。

こどもはお母さんに褒められるのが

何よりも嬉しいのですよ。

そのことをいつも心に留めてくださいね。

 

夏休みのあいだ

アトリエぱおではをサマースクールを

たくさんの企画で開催します。

ぜひお申込みいただいて

自分の発想力で 新しいチャレンジに取り組める

良い機会を与えてみてはいかがでしょうか。

そして

出来上がった作品をどうぞ

思いっきり褒めてあげてください。

 

畠山 泰子