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やすこ先生の、子育てのヒント 2020.05.25
新しい生活に 思いやりを。
ひろしまは 初夏のかおり。
自粛をしているうちに 季節が進んできましたね。
来月には 学校に行ける日も増えるかも知れません。
おうち時間のなかで 家族がさらに仲良くなったり
ささいなケンカが増えて お母さんも怒ってばかり、
でもお母さん、よくがんばってきました、あともう少し！
これからは マスクをつけて適度な距離を取ることを
配慮していくことを守りながら 子育ての場所も
だんだんと 活気を取り戻してくるでしょう。
その マスクを使用することは 感染予防から大切なこと。
でも今、耳が聞こえにくい人達にとっては
話している相手の口元を見ることが出来ず マスクに隠れて
言葉が読みづらい状況に なっていらっしゃることを
コロナ予防のニュースの中から知りました。
私たちは マスクをつけることで少し 元通りの生活に
近づくことが出来ると思うばかりでしたが
それは 自分の立場だけを考えているのだと 気づきました。
すぐに解決できることではありませんが
そういう問題を知ることで まずはその立場のひとを
思いやることから 始めてみませんか。
もしかしたら ほかに新たな困難を 抱えているひとは
きっと あなたの身近にもいるのかもしれません。
こどもの学びの場にも これからは新しい様式が
取り入れられていくと思いますが、その中で生まれてくる、
ささやかな困難や 気づかなかった状況に思いを寄せて
その問題を分かち合えるよう、こどもの世界にも
やさしさや思いやりを忘れないようにしていきましょう。
私たちおとなの思いやりが こどもの成長を支えていきます。
来月 ぱおのレッスンが再開する時には
講師は マスクに加えてフェイスシールドを着用し、
より安全に配慮して、
これまで通り こどもたちが 楽しくアクティブに
活動できるように工夫していきたいと用意しています。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
畠山 泰子
