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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

プチクラス 2024.02.21

プチクラス おめざめアニマル

だんたんと日中は暖かくなり、春の気配を感じられるようになりましたね。

春がくるのを楽しみに「冬眠」をしている動物たちもいるよ。

きょうの読み聞かせの絵本は『ゆきのうえ ゆきのした』

(ケイト・メセナー 文/クリストファー・サイラス・ニール 絵/小梨直 訳/福音館書店) 

この絵本を読んで、冬眠をする生き物、冬の間も雪の上で動き回っている生き物、自然界の様子を学びます。

 

 

「冬眠」をする生き物の中で、リス・熊・カエル から好きな生き物を選んで、冬眠から「お目覚め」する様子を作ります。

動物の形は、「芯材」を作って粘土で肉付けする作り方で制作。
大きい形の粘土工作をする時には「芯材」があると、粘土の量を調整しやすかったり、乾燥しやすさや作品の強度の面においてもメリットがたくさん。

ぱおのレッスンでは、過程や意味をしっかり説明してから取り組むので、子どもたちも知識として蓄えられていきます。

粘土は白くて柔らかい粘土。
粘土に色をつける方法もたくさんあるよ。

絵の具を混ぜたり、ペンで粘土に色をつけて混ぜ込んだり、粘土を成形して乾いた後に着彩したり。

今回は、色つきの粘土を混ぜ合わせて、より本物らしくなるようにいくつかの色粘土を選んで調整していきます。

 

 

同じ「リス」を選んでも、子どもたちそれぞれのリスの色を思い描きながら「ちょっと明るくしたい」「もっと茶色かな」と色の感覚も養われています。

 

 

色を混ぜ終えたら、芯材に粘土をつけて、耳・鼻・目・口のパーツをつけて完成!

どこか作者の子どもたちに似ているかも^^

 

 

乾燥が必要な作品はいったん先生が預かります。
子どもたちも自分で作った作品にとても愛着を持っているので、お家に連れて帰れないのか、、と少し寂しそうな子も。
次週は、生き物たちが冬眠する巣穴を作るので楽しみにしていてね。